実務者研修課程の受講科目で医療的ケアは必須科目となっており、講義50時間以外に実技演習も受講する必要があります。
医療的ケアには、喀痰吸引と経管栄養、救急蘇生法の実技演習がありますが、このページでは、喀痰吸引についての実技演習動画を紹介しています。
私も以前受講しましたが、かなりの時間を割いて練習した記憶があります。
最初は練習をしますが、手技だけでなく、模擬で利用者への声掛けのセリフもかなりあります。
ですから、おそらくどこのスクールでも実技演習の手順と内容、声掛けのセリフなどを記載した台本のようなものを配布していると思います。
まずは、その資料を何回も読んで手技を覚え、次に声掛けや報告内容のセリフを覚える必要があります。
実際のところ学校の練習だけでは、完全には覚えることができなかったので通学途中や自宅ではイメージトレーニングもやりました。
喀痰吸引の理解度テストは、本番で15分ほどだったと思いますが、さすがに試験官役の講師の前では緊張しました。
実技演習の手技の基本的内容はどのスクールでも同じですが、声掛けや報告の仕方、手技の手順などは、個々のスクールにより若干の違いがあります。
また厚生労働省の研修規定では、口腔内の喀痰吸引、鼻腔内の喀痰吸引、気管カニューレ内部の喀痰吸引については、最低各5回以上の演習を実施することとなっています。
次に喀痰吸引についての実技演習動画を紹介しますが、この動画を見ておくと、およそどのようなことを学ぶのかがわかると思います。
但し、これはあるスクールでの実技演習事例ですので参考程度にしておいて下さいね。
喀痰吸引 実技演習の手順説明動画(介護職員等医療的ケア研修)
口腔内喀痰吸引 演習手順
鼻腔内喀痰吸引 演習手順
気管カニューレ内喀痰吸引 演習手順
喀痰吸引 実技の模擬演習動画(介護職員等医療的ケア研修)
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