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介護福祉士実務者研修の資格取得を目指している方へ

介護福祉士の受験を目指したものの、実務者研修の受講費用の負担が大きく途中であきらめたことがある方はいませんか?

当サイトでは、そんな方のために受講料負担ゼロ円(無料)で実務者研修を受講する4通りの方法を紹介しています。

当サイトで紹介する方法で就業中の方・無職の方ともに、多くの方が実務者研修を無料受講されています。

また、次のような条件で受講できる近場の実務者研修を数分で一発検索できる方法についても紹介しています。

  • 現在受講生募集中の講座
  • 最安講座
  • 土日・夜間コースがある講座

当サイトは、実務者研修を2014年に受講し介護業界に長年携わってきた管理人が、介護福祉士実務者研修について即役立つ最新情報を実体験を基に公開している総合情報サイトです。

介護業界は現在も人材不足に陥っていますので、少しでも多くの方が介護資格を目指し、介護業界に携わって頂ければと思います。

介護職員実務者研修の受講は、こんな方にオススメ!
  • 介護職の実務経験が既に3年以上あり、介護福祉士の資格取得を目指している方
  • 介護職員初任者研修資格は取得しているが、更なるスキルアップを目指している方
  • 無資格から介護福祉士を目指している方(実務者研修は無資格・未経験でも受講可能)

 

 

1.介護職員実務者研修は通信講座でも通学しての実技講習受講が必須!

介護職員実務者研修は、47都道府県の各地域で通信コースや通学コースが開講されています。

現在仕事をしながら実務者研修の資格取得を目指そうとしている方であれば、通信コースで受講したいと多くの方が考えていると思います。

ですが、結論から先に言いますと、介護職員実務者研修の資格を取得するには、通信コースを受講しても必ずスクール・教室に通学し医療的ケアなどの実技演習・講義を受講修了することが必須条件となっています。

通信コースを受講しても自宅での学習だけで実務者研修の資格取得が可能な講座は日本全国どこを探してありません。

実務者研修の全科目受講時間は450時間になりますが、介護過程Ⅲと医療的ケアに関してはスクール・教室に通学し講義や実技講習を受ける必要があります

なので第一にすべきことは、あなたが通学できる地域内に実務者研修が開講されているのかを検索することが最優先事項になります。

現実的には自分一人で講座を探す場合、検索したり調べたりするために多くの手間や時間を割くことになります。

また、自分の希望に合った講座を効率良く見つけだすのも簡単ではありません。

なので、楽に効率良く探すには、各都道府県で開催されている介護職員実務者研修のスクール・講座情報を地域別に一括検索し受講条件を簡単に比較できるサイトを利用して探すのが最も適した方法です。

2.近場で格安な実務者研修のスクール講座を一発検索できる便利サイト!

次に紹介する資格講座案内サイトでは、実務者研修を開講しているスクール・講座を都道府県別・各地域別より一括検索後、講座案内資料を無料一括請求して希望条件を比較検討できます。

近場で費用が安い実務者研修(土日/夜間コース)を探すならここ!
BrushUP学び
BrushUP学びの介護職員実務者研修
【BrushUPサイト情報】
  • 開設:1998年5月
  • 講座数:67,000件以上
  • 掲載スクール数:約500校
  • 利用者数:約25万人/月
  • 資料請求数:44,050件/2021年2月

上記サイトでは、近場で開講している実務者研修を地域別に一括検索し、表示されたスクール名をクリックすると、次の受講条件が一目で確認できます。

  • 都道府県の各地域で開講しているスクール・講座の有無
  • 受講場所、教室所在地
  • 通信コース、通学コースの有無
  • 平日、土日、夜間、短期など受講コースの有無
  • 振替補講の有無
  • 教育訓練給付制度・助成制度の有無
  • 受講料金の比較
  • 割引キャンペーンの有無

受講可能な講座・スクールが見つかれば好きなだけ講座案内資料を無料請求できます

資料が手元に届いたら最新の講座日程表が入手できるので詳細を確認し検討しましょう。

※ご紹介している上記サイトでは、資料請求後に強引な勧誘などは一切ありませんので、安心して資料請求できます。

3.実務者研修の資格を無料(0円)取得する4つの具体的方法!

介護職員実務者研修を受講する動機は人それぞれですが、中には実務者研修の受講費用が捻出できずに悩んでいる方がいないとは言い切れません。

そんな方のために、実務者研修の資格を無料で取得できる裏技情報と具体的手順・方法を紹介しますので、興味があれば一読下さいね!

1.国の公的制度を利用してお金を借り返済免除で実務者研修を無料受講
上記1項の方法は、無職でも在職中でも利用可能で、在職中の方は転職する必要はありません。
2.就職する事を前提条件にして実務者研修を無料受講
3.就職し働きながら実務者研修を無料受講
4.就職し一定期間勤務後に実務者研修で自己負担した受講料を全額キャッシュバック
上記2~4項の方法は、介護スクール又は求人サイトが就業先として紹介した介護施設などに就職することを条件にして、無料で実務者研修を受講できる制度になります。

4.実務者研修について、よくある質問Q&A

次に、実務者研修の質問で特に多い内容に関して解説してみましたので、ぜひとも一読して下さいね。

Q1. 実務者研修の受講資格は?

実務者研修を受講する動機は、介護福祉士国家試験の受験資格を得るためという方が多いのですが、介護未経験や無資格の方でも受講することは可能です。

具体的に説明すると、初任者研修の上位資格が実務者研修になりますが、初任者研修の資格を取得していなくても実務者研修の受講は可能です。

但し、初任者研修の修了者は、実務者研修を受講する場合、8科目130時間の受講が免除されますので、初任者研修を受講修了してから実務者研修を受講するかは時間とお金に余裕があるかどうかを考慮し自分に合う方法で受講検討して下さい。

Q2. 実務者研修に相当する旧資格は?

旧資格のホームヘルパー1級が実務者研修に相当する資格に該当します。

以前は、ホームヘルパー1級と介護職員基礎研修という介護業務には欠かせない旧資格が存在していましたが、これらの介護資格を統合する形で2013年に実務者研修が新たに設けられ現在に至っています。

ホームヘルパー1級は主に訪問介護に対応した研修内容でしたが、実務者研修は訪問介護・施設介護など様々な介護業務に対応できるように研修内容が設定されています。

Q3. 実務者研修の資格を取得するメリットは?

1. 介護福祉士国家試験の受験資格要件を得られる

介護福祉士国家試験を受験するには、次の2要件を満たしている必要があります。

  1. 介護の実務経験を3年以上有すること
  2. 介護職員実務者研修の有資格者であること

実務者研修を取得することで、第2項の要件を満たすことができます。

2. サービス提供責任者になれる

実務者研修の有資格者が担える役職として、サービス提供責任者という職責があります。

訪問介護事業所を運営するにあたり、サービス提供責任者を必ず配置することが義務付けられているので、新規に訪問介護事業を運営する場合は、実務者研修の有資格者が必ず必要になってきます。

ちなみに、サービス提供責任者とは、訪問介護事業所でも重要な責任を担っており、利用者が適切に介護サービスの提供を受けれるようにサポートを行う職責を担っています。

具体的には主に次のような業務を担っています。

  • 訪問介護計画書の作成業務。(ケアマネージャー作成のケアプランに準じる)
  • 介護サービス利用者との契約業務。
  • 訪問介護職員(ホームヘルパー)の業務シフトの作成・調整業務。
  • 訪問介護職員(ホームヘルパー)への教育・指導業務。
  • 業務シフトで欠員が出た場合などは、ヘルパーのリリーフで訪問介護を行う場合もある。

3. 給与アップに繋がる

実務者研修は初任者研修の上位資格になり、資格取得することで資格手当が支給され基本給もアップするケースが多くあります

どのような雇用形態であったとしても、無資格者や初任者研修有資格者より時給や月給が高くなる職場が大半です。

また、介護職員は原則医療行為は禁止されていますが、「喀痰吸引」や「経管栄養」を医療的ケアの実技研修で技術を習得するので「基本研修」は免除され「実地研修」を受講修了すると業務として医療行為が実施できるようになります。

このような専門スキルがあれば、手当が加算されたり就転職時に有利になる可能性が高くなります。

4. 就職・転職する際、条件的に有利になる

現在の日本は超高齢化社会に突入しており、介護職員は常時人材不足に陥っているのが現状です。

よって、景気に関係なく介護求人は常に多く掲載されており、他業種より職に就きやすい職種といえますが、やはり給与が高いなどの優良求人案件では有資格者を応募条件としている介護事業者が大半です。

なので、実務者研修の有資格者であれば、活躍できる職場も大きく広がり就職できる確率もアップします。

実務者研修クラスの有資格者であれば、引っ越し先で再就職する場合や育児も手離れし職場復帰する場合でも喜んで受け入れてもらえます。

Q4. 介護職員初任者研修と実務者研修の違いは?

初任者研修と実務者研修は、介護未経験でも無資格でも誰でも受講可能な資格ですが、それぞれ特徴が異なっているので比較してみました。

比較項目 介護職員
初任者研修
介護職員
実務者研修
1.全履修科目の合計受講時間 130時間 450時間
2.介護福祉士の受験資格要件 ×
ならない

なる
3.講座修了後の筆記試験
あり
×
なし
4.サービス提供責任者の役職 ×
なれない

なれる
5.医療的ケア
(喀痰吸引、経管栄養)の習得
×
できない

できる
1.全履修科目の合計受講時間

初任者研修の全受講時間は130時間で、学習コースにより差がありますが約1~3ヶ月の期間で修了できます。

一方、無資格で実務者研修を受講した場合450時間の受講時間となり、講座修了まで6ヶ月の期間が必要になります。

2.介護福祉士の受験資格要件

実務者研修の資格取得者なら介護業務経験が3年以上あれば介護福祉士の国家試験にチャレンジすることが可能です。

一方、初任者研修の資格を取得していても介護福祉士国家試験の受験資格は得られません。

3.講座修了後の筆記試験

初任者研修は、カリキュラム修了後に筆記の修了試験が義務付けられており、合格しないと資格を取得することができません。

一方、実務者研修の場合、法的に修了試験を行うことの義務付けはありませんが、習得度合いを確認するため各科目終了時に簡単な小試験を実施しているスクールもあります。

4.サービス提供責任者の役職

介護職員実務者研修の資格を取得することで、介護福祉士の国家試験の受験資格となると同時に、サービス提供責任者になることが可能となりました。

これまでは「介護職員基礎研修」や「介護福祉士」の資格が必要でした。

サービス提供責任者とは、介護支援専門員(ケアマネージャー)や介護士(ケアワーカー)と連絡・調整などを行い、主な業務内容は次のようになります。

  • ケアマネージャーがケアプランを立案作成後、それに基づいた訪問介護計画書の作成と管理。
  • 訪問介護サービスに関する訪問スケジュールやヘルパーなどの人事管理。
  • 介護士(ヘルパー)に対しての育成及び指導。
5.医療的ケア(喀痰吸引、経管栄養)の習得と実技試験

実務者研修では、医療的ケア(喀痰吸引、経管栄養)の実技演習を受講し専門スキルを習得できますが初任者研修では受講できません。

但し、喀痰吸引(たん吸引)と経管栄養の演習修了後には、実技試験を受け合格する必要があります。

実技試験は喀痰吸引と経管栄養について個々に行われ、合格基準をクリアできるまで試験を実施するスクールがほとんどです。

合格点に達するまで試験を受けられるので最終的には全員が合格できるようになっています。

管理人が試験を受けたときも最終的には受講生全員が合格できて資格を取得した記憶があります。

Q5. 実務者研修の受講形式は?

通信講座と通学講座が選択できますが、その多くは「自宅学習+スクーリング」という形式の通信講座が中心です。

その理由は、介護の仕事をしながらでも学べるようにという配慮からこのような受講形式をとっているスクールがほとんどです。

実務者研修の場合は通信講座といっても、実際は通学で学ぶ必要がある「介護課程Ⅲ」と「医療的ケア」という履修科目が設定されているため、通信(自宅学習)だけで講座を修了することはできないのが実情です。

「介護課程Ⅲ」と「医療的ケア」以外の履修科目は自宅学習の通信でも学ぶことが可能です。

このように介護職員実務者研修の通信講座であっても、必ずスクール・教室に通学し受講する必要があるので、まず近場に実務者研修を開講しているスクールや教室があるかどうかを確認する事が先決です。

次にスクールや教室が見つかれば、その中から自分の希望する条件に合致したスクールを選択するようにしましょう。

Q6. 実務者研修の資格取得までの期間は?

2016年(平成28年)4月1日以降については厚生労働省により法律が改正され、ホームヘルパーなどの介護資格を既に取得している方に限り、実務者研修を受講する場合、履修科目が免除されることから受講開始から講座修了までの必要在籍期間が大幅に短縮されました。

この法改正により、受講してから実務者研修を修了し資格取得するまでの期間が短くなり、年1回行われる介護福祉士国家試験に間に合うようになる方も多くなりました。

取得済資格の種類 実務者研修の
資格取得までの期間
2016年(H28年)4月1日以降 2016年(H28年)3月31日まで
無資格 6ヶ月 6ヶ月
ホームヘルパー2級 最短4ヶ月
介護職員初任者研修 最短4ヶ月
ホームヘルパー1級 最短2ヶ月
介護職員基礎研修 最短1ヶ月

法改正前の実務者研修の受講在籍期間の弊害について

実務者研修を受講する場合、2016年(平成28年)3月31日までは、既に取得している資格の種類に関係なく講座在籍期間は6ヶ月以上必要と厚生労働省が規定する法律で定められていました

過去にホームヘルパー資格などを取得している方が実務者研修を受講する場合、資格の種類により免除される受講科目があるため、受講時間は無資格で受講した場合の研修時間6ヶ月より短かくなります。

しかし、修了証明書は受講開始日から6ヶ月後にしか発行されなかったため、例えば4ヶ月で実務者研修を既に修了していても2か月間も待つ必要がありました。

受講生にとっては、介護福祉士の試験に間に合わない、就職活動に影響するなど、不利な条件となっていました。

現在は厚生労働省が規定する法律が改正され受講在籍期間が短縮されたため、このような弊害は解消されています。

Q7. 実務者研修は取得済の資格に応じて受講科目が免除されるの?

実務者研修の受講カリキュラムは全体で20科目450時間となっていますが、現在あなたが取得済の資格種類により免除される受講科目と受講時間は異なります。

取得済の資格ごとに免除される受講科目と受講時間は下表の通りで、規定の受講科目を修了すれば資格を取得することができます。

介護福祉士の国家試験を受験する場合、介護の実務経験が3年以上ある方(福祉系高校・養成施設の修了生者は除く)は、実務者研修の受講が必須となります。

但し、介護職員基礎研修修了+喀痰吸引等研修(3号研修を除く)修了した方は、実務者研修を修了したものと見なされ、別途、実務者研修を受講する必要はありません。

取得済の資格種類 受講期間 免除時間

 

受講時間
免除科目
無資格 6ヶ月 0
450
無し
ホームヘルパー3級 5ヶ月 30
420
3科目
ホームヘルパー2級 4ヶ月 130
320
8科目
介護職員初任者研修 4ヶ月 130
320
9科目
ホームヘルパー1級 2ヶ月 355
95
18科目
介護職員基礎研修 1ヶ月 400
50
19科目

Q8. 取得済の資格に応じて受講科目と受講時間は異なるの?

実務者研修を受講する場合、あなたが既に取得している介護資格の種類により受講科目や受講時間が異なります

具体例を挙げると、介護職員基礎研修の資格を既に取得済の方であれば、医療的ケアの科目のみを受講修了すれば実務者研修の資格が取得できますが、無資格の方は全20科目を受講し修了する必要があります。

取得済の資格に応じて受講科目が免除されるのに伴い、受講時間が短くなると同時に受講料金も異なるため、無資格で受講する場合が最も費用が高くなります。

また、実務者研修の受講カリキュラムは厚生労働省により法的に規定されているので、どのスクールを受講しても同じ内容の研修科目を履修することになります。

次の一覧表の見方ですが、取得済の資格種類ごとに表記した◎印がある行に記載されている履修科目が受講が義務付けられている科目になり、それ以外の科目は受講免除となります。

実務者研修の履修科目・時間 取得済の資格種類
履修科目 規定受講時間 無資格 介護職員初任者研修 ホームヘルパー 介護職員基礎研修
1級 2級 3級
人間の尊厳と自立 5
社会の理解 I 5
社会の理解 II 30
介護の基本 I 10
介護の基本 II 20
コミュニケーション技術 20
生活支援技術 I 20
生活支援技術 II 30
介護過程 I 20
介護過程 II 25
介護過程 III 45
発達と老化の理解 I 10
発達と老化の理解 II 20
認知症の理解 I 10
認知症の理解 II 20
障害の理解 I 10
障害の理解 II 20
こころとからだのしくみ I 20
こころとからだのしくみ II 60
医療的ケア※1 50
全受講時間(h) 450時間 450 320 95 320 420 50

※1.医療的ケアは講義50時間とは別に演習を修了する必要があります。

上表引用元:
厚生労働省「届出の必要がない研修にかかる修了認定科目について(PDF-P3)」

Q9. 医療的ケアで学ぶ実技演習の内容は?

初任者研修より幅広く深い介護知識と技術を学べるのが実務者研修の特長で、特に「医療的ケア」は、初任者研修では学べない専門技術になります。

教室での実技演習では次の2科目について実技を習得していきます。

  1. 医療的ケア:
    たん吸引や経管栄養の実践方法や手順を人形のシュミレーターを使用して反復練習します。
  2. 介護過程Ⅲ:
    介護計画を立案し実務で行う介護技術を二人一組になって介護役と利用者役に分かれ交互に実技演習を行いスキルを習得していきます。

どちらの実技演習も介護職として業務を行う際に、大いに役立つ実践的な技術を習得できる講習内容です。

医療的ケアの研修内容は、次のページで詳しく解説していますので参考にして下さいね!

Q10. 実務者研修の講座・スクール選びのチェックポイントは?

無資格者で実務者研修を受講する場合、受講修了までに6ヶ月間の学習期間が必要になります。

特に介護福祉士の試験合格を目指す場合、試験は年に1回しか行われないので受験機会を逃すと、3年間の実務経験があっても1年先の来年まで待つことになり、試験に備えて準備してきたことを活かせなくなります。

計画したスケジュールに沿って学習を進め資格取得できるようにするには、事前に比較検討もせずにいきなり受講するのではなく、近場で通学可能な複数の講座・スクールを比較検討し、無理なく学習できるよう自分のライフスタイルに合った実務者研修を選ぶようにして下さい。

次に、実務者研修を開講している講座・スクールを比較検討する際の4つのチェックポイントを説明します。

  1. 通学可能な地域に教室があるか?
  2. どのようなサポート制度を利用できるのか?
  3. 疑問や理解しにくいことがある場合も早く解決できるか?
  4. 受講費用や割引キャンペーン価格はどのくらいか?

1. 通学可能な地域に教室があるか?

実務者研修を受講する場合は、あなたが通学可能な地域に教室があるかを検索することが先決です。

このチェックを最初にしておかないと、その他のチェックをしても全て無駄になります。

なぜなら、通信講座でも必ず通学して実技演習を受講することが義務付けられているからです。

2. どのようなサポート制度を利用できるのか?

仕事をしながら実務者研修を受講する方はすごく多いですが、この場合は仕事や家庭の事情でスクーリング日に出席できないケースも少なくありません。

なので、次の3つのポイントをしっかりチェックしておきましょう。

  1. 振替受講・補講は利用可能か

    授業欠席時に対する振替受講は無料で利用可能か、確実に利用できるのかについて確認しておきます。

  2. 受講期間延長・休学制度は利用可能か

    病気・事故などで長期間に渡って受講・学習が中断した場合など、講座を修了できず受講費用がムダにならないためにも、どのくらいの期間休学したり受講期間を延長してもらえるのかを確認しておきましょう。

  3. 就職支援を受けることができるのか

    講座を修了し資格取得後、介護職として就職したい場合、自分で仕事を探すのは時間と手間がかかりますし、必ず希望の就業先が見つかるとも限りません。

    なので、受講生に対する就職サポートを行っているスクールであれば、地元の介護施設を紹介してもらえるケースが多くあります。

    就職支援の範囲や質もスクールにより違いがあるので、具体的なサポート内容を確認しておきましょう。

3. 疑問や理解しにくいことがあっても迅速に解決できるか?

実務者研修の通信講座を受講する場合は、自宅で一人で勉強する時間が長くなり、様々な問題に直面するケースも少なくありません。

なので、学習スケジュール通りに勉強を継続していくには次のポイントを確認しておきます。

  1. 疑問点・不明点・悩みなどの質問が可能で早く解決できるか
  2. ヤル気を維持できるように定期的な進捗確認やアドバイスをもらえるか
  3. 自分の状況に必要な学習サポートが利用できるか

4. 受講費用や割引キャンペーン価格はどのくらいか?

受講費用の相場料金は?

受講費用はスクールにより差がありますが、すでに取得している介護資格によって受講料は異なります。

介護資格スクールで有名な三幸福祉カレッジの受講料を参考に安い順に保有資格を挙げると、次のような価格設定になっています。

  1. 介護職員基礎研修 修了者(40,700円)
  2. ホームヘルパー1級 修了者(84,700円)
  3. ホームヘルパー2級 修了者(109,670円)
  4. 介護職員初任者研修 修了者(109,670円)
  5. 無資格者(142,670円)

例えば、介護職員基礎研修修了者として受講すると無資格者より10万円以上も安い費用で受講できます。

なぜかと言うと、受講科目が大幅に免除されるため、それに伴い受講料金が安くなるのがその理由です。

どんな割引キャンペーンがあるのか?

割引キャンペーンを開催しているスクールでは、通常の受講料より安い費用で受講可能なので、複数の講座・スクールを事前に比較し条件を検討することがポイントです。

キャンペーンには次のようなものがあり、利用できれば受講料金の一部か全部の費用がキャッシュバック又は割引される場合があります

  1. 友達割引
  2. 紹介割引
  3. 期間限定割引
  4. 受講生限定割引
  5. 運営施設への就職決定
  6. 紹介施設への就職決定
  7. 就業相談事前予約
教育訓練給付金、助成金の対象講座になっているか?

受講料金については、教育訓練給付制度の対象講座に指定されているスクールもあるので、給付制度を利用できる方は事前に確認しておきましょう。

給付制度には、次のようなものがあります。

  • ハローワークの一般教育訓練給付制度
    (受講料の最大20%(上限額10万円)を支給)
  • ハローワークの専門実践教育訓練給付制度
    (受講料の最大70%(上限額168万円)を支給)
  • 地方自治体の自立支援教育訓練給付金
    (受講料の最大60%(上限額20万円)を支給)
  • 介護施設・各企業の資格取得支援制度
    (受講料の一部又は全額を支給)

その他にも自治体や介護資格スクール独自で行っている助成制度はいろいろなものがあります。

介護資格スクールでは、スクール運営会社が経営する介護施設・事業所へ数か月以上勤務するのを条件に受講料を無料にするというものです。

地方自治体では、自治体運営の介護施設・事業所で数か月以上仕事に従事するのを条件に申請すれば助成金給付制度を利用し受給できるというものです。

介護施設や事業所で現在勤務している方で、資格取得支援制度が設けられている場合、受講費用を節減できるはずなので確認しておきましょう。

Q11. 実務者研修の有資格者が活躍できる職場は?

実務者研修を修了し資格を取得すると、高い専門的技術を有しているという証明となり、幅広い介護サービス業務での仕事に従事することが可能になります。

訪問介護事業所では、サービス提供責任者の職務を担うことが可能になり、介護施設では、職場リーダーとして活躍することも可能になります。

介護施設で提供する介護サービスの質が介護職員によりバラツキがあっては、利用者の顧客満足度も低下してしまいます。

各介護スタッフが自分なりのやり方で介護業務に携わっていては、介護現場で様々なトラブルが発生することにも繋がります。

職場リーダーやサービス提供責任者は、介護スタッフのシフトを組んだり、的確な指示をしたり、技能教育を行うなど職場においても大変重要な職責を担う人材として活躍することができます。

実務者研修修了者は、主に次のような職場で活躍できるようになります。

  • 訪問介護事業所(訪問介護、生活援助)
  • 通所介護施設(デイサービス)
  • 老人短期入所施設(ショートステイ)
  • 特別養護老人ホーム(入所介護)
  • 介護老人保健施設(入所介護)
  • 介護老人福祉施設(入所介護)
  • グループホーム(集団生活型介護)
  • 有料老人ホーム
  • 養護老人ホーム
  • 軽費老人ホーム

職場の詳細については、次のページを参考にして下さいね。

Q12. 介護福祉士を目指すには段階を踏むことが重要?

介護福祉士を目指すには、介護職員実務者研修を受講し修了することが必須条件となっています。

規定上は、いきなり実務者研修を受講することも可能ですが、やはり介護職員初任者研修から段階を踏んで受講していったほうが無難です。

特に、介護経験の全くない人であれば半年間の長丁場でスクーリングも受けながら実務者研修を修了するのは、はっきり言って大変です。

知識や技術面でも、戸惑うことが多く、小さい子供の面倒を見たり仕事をしながらだと、私の経験上かなり無理があると思います。

介護福祉士を目指し、当サイトを訪問してくださった方で介護経験がない方は、次の介護職員初任者研修の資格サイトへ訪問し、情報収集することをお勧めします。

このサイトでは、介護職員初任者研修に関するあらゆる情報が公開されているので参考になると思います。

●下記リンク先ページで紹介しているサイトでは、全国で開講されている実務者研修を都道府県別・地域別より、受講期間、講座開催場所、受講料、学習コース(土日・夜間)、給付金制度の有無、キャンペーン最新情報などの条件から検索し、希望するスクールの講座案内資料をいくつでも無料一括請求できます。