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ケアサービスの質は、介護職員の健康状態や介護現場の衛生管理に大きく左右されます。

ここでは、その理由とサービス提供責任者の果たすべき役割、実業務での仕事の流れについて解説しています。

介護職員の健康や衛生管理がケアサービスにも影響を与えるのはなぜか

 介護サービス事業において、介護施設の管理者やサービス提供責任者が介護職員の健康や衛生管理を適切に行うことは、良質な介護サービスを提供する上でも極めて重要な要素になります。

介護施設に従事する現場介護ヘルパーの健康状態や体調に関しては、サービス提供責任者などは日頃から注意し目配り気配りすることも、適切な介護サービスを提供できるかどうかの質を左右する重要な管理ポイントになります。

介護サービスの利用者である高齢者に関しては顧客という立場もあり、風邪などをうつしてはいけないということで、事業所側では細心の注意を払って対応しています。

しかし、現場で働く介護ヘルパーとなると、意外と軽視されがちですが、従業員である介護職員の健康状態などについてしっかりと管理できるかどうかは、大変重要な事業課題になります。

高齢になる利用者は、人生を長年歩んでいると同時に、いろいろな病気を抱えている方も多くおられます。

その高齢者と日々直接肌で接して身体介護などを行う介護ホームヘルパーの場合は、逆に利用者から様々な病気をうつされる危険性が常に伴っているのも事実です。

介護職員が万全の体調であっても元来、介護の仕事は多くの職種の中でも人的サービス業として最も繊細でハードな仕事でもあり、日々の介護ヘルパーの健康状態やその時々の体調具合によって、介護サービスの提供品質に大きく影響する仕事でもあります。

このようなことから、介護職員の健康状態については、毎年1回実施される各事業所の定期健康診断はもちろん、常日頃から話をしたり声をかけたりして状況を観察し、良好な健康状態で介護ヘルパーが仕事に取り組めるような職場環境を整えれるように配慮していくことが求められます。

サービス提供責任者の役割について

 介護職員実務者研修を取得するとを仕事担えるサービス提供責任者は、介護保険法上で正式に規定されている職責名称になり、ここまで説明してきたような仕事についての役割が定められています。

端的に言うと、訪問介護施設などに従事する介護ヘルパー統括管理し、利用者とも交流を図り円滑なサービス提供を行えるようにする役割を担っています。

 サービス提供責任者の主な業務内容は次のようなものが挙げられます。

  1. 介護支援専門員(ケアマネージャー)とのやり取り・調整・対応
  2. 利用者の家族への聞き取りや相談対応
  3. 介護サービス利用申し込み者との調整・契約締結
  4. 訪問介護計画書の策定
  5. 利用者及び家族に対して訪問介護計画の内容説明
  6. 訪問介護計画の実施状況把握・見直し・変更
  7. 訪問介護における提供技術サービス内容の管理
  8. 介護ヘルパーの勤怠管理、相談、欠勤時のフォロー、技術教育指導

サービス提供責任者の具体的な業務の流れ

手順 役割 業務内容
介護サービスの利用申込みに関わる調整を行う
  • 介護サービスの利用申込み依頼の受け対応
  • ケアマネージャーより居宅サービス計画の内容を確認
  • 訪問介護計画策定するための関連情報の収集
  • 訪問介護計画を作成する
利用者宅への事前訪問とサービス提供についての整合性を図る
  • 重要事項の説明
  • 訪問介護計画内容についての説明を行う
  • 利用者からのアセスメント
  • 必要であれば訪問介護計画の変更を行う
  • 利用者に納得してもらい了解を得る
訪問介護サービスの実施状況の評価・訪問介護計画の決定
  • 1ヶ月程度サービス提供を行い評価する
  • ケアカンファレンスを開催する
  • 訪問介護計画の実行内容を最終決定する
訪問介護計画に基いて介護サービスを開始
  • 訪間介護計画に予定されたサービス提供の実施
  • サービスの実施状況や進捗の確認
提供サービスの評価
  • 日々の提供サービスの実施評価
  • ケアカンファレンスを実施する
  • 必要があれば訪間介護計画の見直し改定
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