介護を必要とする高齢者や障害者が介護施設で日々の生活を営んでいます。
なので、介護業務は途切れることなく24時間365日、継続して行われます。
そのため介護業務をスムーズに実施するためにどこの介護施設でもシフト勤務体制が組まれています。
介護施設では早番・日勤・遅番・夜勤が基本
介護施設での勤務形態は早番・日勤・遅番・夜勤(当直)が基本となっており、シフト制を敷いて介護職員が業務にあたっています。
下図の介護施設の日程表では、早番、2パターンの日勤と遅番、準夜勤、夜勤という勤務シフトが組まれています。
どこの介護施設でも可能な限り夜勤スタッフに大きな負荷がかからないように配慮し、シフトが組まれていますが、下記の日課表も時間単位で割り当てられた最低限の業務内容が記載されいるだけです。
実際の仕事では、日課表に記載されている業務以外にも細々とした沢山の仕事があり、予想できない様な問題も発生しますので、日課表通りに仕事は進みません。
それは、介護職員も利用者も同じ人間同士であるので、気分や体調によって日々行動が変化するからです。
なので、介護職は突発的なハプニングが起こっても慌てず冷静に対処する技量と度量も必要です。
介護施設の日課表

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